「ルートラボ」がトンネルの標高に対応しました
「ルートラボ」の標高機能において、「道ぴたモード」でトンネルを通過するルートを作成した場合に、トンネル上の山の標高値が取得される問題を改善しました。

予ねてよりご指摘を頂いていましたが、この問題のために「平均斜度」や「獲得標高」、「標高グラフ」の表現が実際の道路の様子とは大きく異なるケースがありました。
今回の改善で、トンネルを通過するルートでも実際の道路に近い状態で高低差を把握できるようになりました。
改善前の東海北陸道 一宮西ICから飛騨清見IC間

改善後の東海北陸道 一宮西ICから飛騨清見IC間

「ルートラボ」では「道ぴたモード」でルート作成をすると、クリックした地点間で経路探索を行いルートの座標列を取得して、それらの各座標に該当する「10mメッシュ(標高)」データ※ を標高値として取得しています。
そのため従来は、トンネルや橋の区間など、道路上は平坦もしくは緩やかな勾配となる区間についても山や谷など地表上の標高値が取得されていました。
伊豆 天城トンネル区間

今回の改善では、経路探索の結果となるルートデータにトンネルや橋などの区間を判別する情報を付加するように経路探索エンジンを改良しました。
この改良によって、トンネルや橋の区間内の各座標に入口と出口の標高値から加重平均した値を割り付けることが可能となり、比較的実情に近い標高表示を行うことが可能となりました。
伊豆 河津七滝ループ橋区間

今回の対応は道路上で測量したデータではなく、各区間の出入口の標高値から推定した値を計算しているため、実際の道路上の標高値を表す値ではないということをご了承ください。
実際の道路上ではトンネルや橋の区間内は中心部に向かって緩やかに上り傾斜がついている場合が多いようですが、「標高グラフ」上ではほぼ直線となります。
トンネルや橋の区間内の標高値の考え方

トンネルや橋の区間内の各座標の標高値Hxは、該当の各座標Pxから、該当区間の出口Pgまでの距離合計Dgを重みWs、入口Psまでの距離合計Dsを重みWgとして、入口の標高値Hs、出口の標高値Hgを加重平均することで計算しています。

なお、今回の改善以前に「道ぴたモード」でルート作成を行い投稿して頂いたルートについては、標高値の変更はされておりませんのでご了承ください。また、「直線モード」や「インポートモード」でルート作成を行った場合は今までどおり変更ありません。
※「10mメッシュ(標高)」データは国土地理院より提供されています。
http://www.gsi.go.jp/kibanchizu/kibanchizu60004.html
「ルートラボ」はこちら http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/

